相続人が遠方に住んでいるため、代理で遺産整理業務を行ったケース
相続人である長女
【状況】
依頼人のAさん(長女)から亡くなられたお母様の相続財産の手続きについてご相談をいただきました。
Aさんは遠方に住んでおり、またもう1人の相続人であるAさんの弟さんは軽度の障害を持っているため母の不動産の登記、預貯金の払い戻し、生命保険の受け取り手続きが困難でした。
【当事務所のサポート内容】
まず相続財産がどれくらいあるのか調査したところ預貯金が2000万円、生命保険金が800万円とお母様の自宅がありました。
お母様の自宅は一緒に住んでいた弟に相続するため不動産登記のお手伝いをしました。また、生命保険の手続きと預貯金の払い戻しを各金融機関の窓口で行いました。通常、預貯金口座の払い戻しは、相続人が各金融機関の窓口に訪問して必要書類を提出する必要がありますが、今回は当事務所がすべて代理することでAさんは1度当事務所に面談にお越しいただいた以外は帰省することなく手続きを終えることができました。
その後病院の方から弟様の今後の生活に関する相談を受け、ケアマネージャーと話し合いのうえ成年後見制度の補助の申し立てのアドバイスをし、今後の財産管理をできるように支援しました。